研究会

第8期「パフォーマンスマネジメント革新」研究会 について

第7期となる昨年度の研究会では、人的資本も含めた非財務情報の開示要求が加速するなど、市場や社会からもピープルセンタードへの移行に向けた圧力が高まる中で、ピープルセンタードの観点から「企業のパフォーマンスとは何か?」を捉え直し、そのパフォーマンスをマネジメントする術・人事、そして経営のあり様を探究する」というテーマで探求を行いました。

社会において自分達が生み出したいパフォーマンス=価値を働く一人ひとり統合的に認識できる状態をいかにつくるのか、また移行期においてマネジャーなどの中間管理職のマインドセットのシフトをいかにサポートするのかといったことが探求され、その中で、長期か短期か、組織か個人か、パーパスか利益かなど、さまざまな場面で遭遇する二項対立を乗り越え、統合的なナラティブや変化を生み出すことの重要性が浮かび上がってきました。また、こうした二項対立を越えるためのキーワードとして越境という言葉も注目を集めていたように思います。

第8期の研究会では、こうした第7期までの探求を踏まえ、既存の枠組みや境界をいかに超克していくかということで、「バウンダリーレス〜脱境界へのパフォーマンス・マネジメントの進化〜」を軸となるテーマとしていけたらと考えております。従来のパフォーマンス・マネジメントはトップダウンで枠を定め、その中で管理するという思想がベースにありました。それでは、未来につながる価値を生み出しづらくなってきた今日において、一人ひとりが境界を超えて発想し、相互に繋がり合いながら価値を創出するための経営や人事のあり方、具体的な実践について共に探求できればと思います。

実施期間

2023年5月~2024年2月 (全7会合)

参加企業

・AKKODiSコンサルティング株式会社
・アレクシオンファーマ合同会社
・ウシオ電機株式会社
・小田急電鉄株式会社
・株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
・太陽ホールディングス株式会社
・パナソニックオペレーションエクセレンス株式会社
・福島トヨペット株式会社
・ヤマハ発動機株式会社

各会合の内容

第1会合(2023.5.13)

・第8期での実現したい状態の探究・共有
・参加された皆さんのストーリー、アイデアの検討

第2会合(2023.7.6)

バウンダリーレス、脱境界のパフォーマンス・マネジメントについての社会的変化を俯瞰する情報の共有と探究

第3会合(2023.8.29)

バウンダリーレス、脱境界のパフォーマンス・マネジメントについての社会的変化を俯瞰する情報の共有と探究

第4会合(2023.10.13)

実践事例・情報の共有・探究

第5会合(2023.12.8)

実践事例・情報の共有・探究

第6会合(2024.1.22)

第8期を通しての個人での学びのハーベスト

第7会合(2024.2.22)

第8期研究会の全体振り返りと自社への活かし方の探求、今後に向けた検討

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